２０１５年９月・普通に仕事を終え帰路につき、普通にシャワーを浴びて初めて体調の異変に気付く！
体温４０度！！ なぜ？？？
朝も４０度、土曜日で救急外来電話するも断られ休日診療受診、「風邪です」薬の処方受ける
でもどうもおかしい！４日目にタクシーでかかりつけ医に行くと、レントゲン・血液検査・エコー検査するも分からず！
しかし夜にその医院からのFAXで異常に思い、目の前がくらくら・熱は相変わらず４０度！
救急車にお世話になる！！FAX用紙を持参すると直ぐに、「２か月の安静が必要、そのまま入院です」
「あと30分遅かったら死んでいたかもしれません！」
主人は無くなり独り暮らしの私、遠のく意識の中すぐに姉や姪に来てもらう。意識を失い大騒ぎ！！
ところが、いざ点滴を始めると何と私の血管が細すぎて看護師さんもお手上げ！ベテランの方がようやく注射、しかし、細いため薬が入っていかない！！更に食事抜きな為栄養も血管から、ですがそれもすぐに入っていかなくなる！！痛い痛いと、このまま死んでしまうのか、更に恐怖で意識が遠のく！！
２か月の安静の中、本当に看護師さん泣かせですっかりお世話になってホッとすると今度は肺に異常が！お腹に管を２本差して安静にしていたのに今度は肺に管！どうなる私？
ようやく２か月も終わる頃にさらなる検査で、大腸がん判明し更に死を意識する。
１２月に無事手術終えるもステージⅢと診断😱😱😱
年末に退院するも、年が変わって２０１６年１月から抗がん剤治療開始！！
頼れる人が居ない不安、１人で居る時の治療中の食事、通院、もう死んでしまうのか～！！
でも、素晴らしい先生に出会い、自分の今後の生活に会った薬を選択できるよ、効果はどれも変わらないから。しかも看護師さんたちのお話では、指先が病院内で1番器用で結果を出す先生で有名！！とお聞きしたら気持ちが前向きに。ネットで各薬を検索し先生と相談して決めたのが体に合って、皆さんが想像するほど髪も抜けず。ただ、全体の皮膚がめくれ上がり物を持つことが不自由に。先生はずっと励ましてくれ、仕事をしながら抗がん剤続けられるほどに。先生や看護師さんに心から感謝でした。
７月、抗がん剤も終えこれからと思った矢先、仕事を終えて家に帰ると張り紙が😨😰😱🥶
何と玄関の扉の隙間から水が流れ落ちて！！
「事故があり連絡下さい」
連絡すると、2階の方から水漏れ、しかも1日中らしく大量の水、玄関を開けると中で靴やスリッパが浮いてました。台所テーブル・洗濯機・炊飯器他の家電類や畳・絨毯全てが水浸し！！ブレーカーも落ちて配電盤も水が入り電気が使えない状態に！！
その日は辛うじて奥の部屋が無事だったのでそこに布団敷くも眠れません。会社を休み電力会社・建築屋さん・2階のご本人・大家さんと話し合い・引っ越しも視野に入れての協議！！
すべての弁償と室内リフォームで2か月と決まり、無事な奥の部屋で寝泊りし鍵を建築屋さんに預け仕事に出ました。調理もできず近所の方が作ってくださったり姉や姪が持ってきてくれたり。
こうして入院からリフォーム完了までわずか1年の間での出来事！！
死をあんなに意識していたのにそんな暇もなく、更に人事異動でネットスーパーの担当となり、次々に色んなことが起こり、逆に生きていく力を周りの方々から沢山頂いた事に気づかされ、支えられていたことに感謝でいっぱいです。
更には、亡き主人のお友達で私はお会いした事も無かったのに、たまたま電話を下さり事情をお話しすると、わざわざ見舞いに来てくださり支えていただいた事、今現在もお付き合いいただいた事に深く感謝しております。
薬のせいで後遺症が残りましたが、周りの方々と一緒に出掛ける事が増え、1人でいた寂しさを紛らわせていく事が出来ました。
明日が元気か、来年の今頃は同じ体力ではないはず！ならば今できる事・やりたい事・主人の最後の言葉通りにあちこち出かけよう。
そう思い始めたら体も次第に元気を取り戻しつつ、出かける事が楽しみになりました。
皆様のおかげで2024年現在、元気に息子のそばで暮らせている事に心からの幸せを感じております。
皆さん、ありがとうございます😄😘
