はじめに――70歳で、人生が変わりました
「70歳で移住なんて、正気なの?」。新潟の友人たちにそう言われながら、私akikoは2023年の春、荷物をまとめて沖縄へやってきました。あれから3年近く。今こそ、移住するまでの経緯から、実際に暮らして気づいたことまで、全部まとめてみようと思います。これから移住を考えているシニアの方や、老後の住まいで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
移住を決めた理由
正直に言えば、最初は「沖縄に移住する」なんて全く考えていませんでした。定年後は新潟でのんびり過ごすつもりでいた私が、沖縄を意識しはじめたのは、知人に誘われて初めて那覇を訪れた時のことです。12月だというのに半袖でいられるあの温かさ、青い空と海、そして「なんくるないさー(どうにかなるさ)」という沖縄の人たちのおおらかな空気に、すっかり魅了されてしまいました。
もうひとつの理由は体のこと。新潟の冬は厳しく、雪かきや路面の凍結が年々つらくなっていました。膝への負担や転倒リスクを考えると、温暖な気候の場所に暮らすことは、健康面でも大きなメリットがあると感じたんです。
→ 移住を決意した経緯の詳しいエピソードはこちら:とうとうここまで!!
新潟と沖縄、暮らしの違い
移住してまず驚いたのは、「冬がない」ということ。新潟では当たり前だった雪かきも、石油ストーブの準備も、重たいコートも必要ない。最初の冬(といっても沖縄では「涼しい季節」程度ですが)は、あまりの解放感に、毎日ベランダに出ては空を見上げていました。
一方で、気候が違えば生活の常識も違います。台風の備え方、湿気対策、夏の暑さへの向き合い方——新潟では想像もしなかったことを、沖縄では学ばなければなりませんでした。でもそれが、また新鮮で楽しいんです。
→ 沖縄の日常で気づいたことはこちら:道端ですが珍しい!!
移住前に準備したこと・しておけばよかったこと
移住前には、住む場所の下見に2回沖縄を訪れました。マンションを探すのが大変で、高齢者だと賃貸を断られることもあると聞いていましたが、実際には地元の不動産屋さんが丁寧に対応してくれて、無事に住まいを見つけることができました。
準備しておいてよかったことのひとつは、荷物を徹底的に減らしたこと。新潟の家を整理しながら、「これは沖縄に持っていく?」と一つひとつ考える時間は、自分の人生を見直すような作業でもありました。逆に後悔したのは、もう少し現地の医療機関の情報を調べておけばよかったということ。歳をとると、かかりつけ医を新しく探すのは思ったより大変なんです。
→ 移住後のリアルな現実についてはこちら:これが現実か
沖縄で続けている英語の勉強
移住後、思いがけず始めたのが英語の勉強です。那覇には外国人観光客も多く、観光地で困っている外国の方を助けてあげたいと思ったのがきっかけでした。70歳を過ぎても、新しいことを始めるのに遅すぎることはないと、今は実感しています。100日以上続けた英語学習の記録も、このブログで書いていますよ。
→ 100日続けた英語学習の話はこちら:あの英語・100日も続けたが???
沖縄の花や植物に癒される毎日
新潟から持ってきた季節感が、沖縄では少し違うカレンダーで動いています。本土ではまだ冬のころ、沖縄では桜が咲きます。まるで本土の桜のような淡いピンクの花が、青空に映えて本当に美しい。新潟の桜のたよりを受け取るたびに、故郷への懐かしさとともに、沖縄の花の豊かさにも改めて感謝しています。
→ 沖縄の桜についてはこちら:まるで本土の桜のような
→ 新潟の桜の便りを受け取った時の気持ちはこちら:新発田城跡の桜の便り届きました
移住して本当によかった?
結論から言えば、「よかった」の一言に尽きます。健康になったこと、新しい出会いがあったこと、毎日が新鮮で退屈しないこと——移住前には想像もしなかった70代の暮らしが、ここにあります。もちろん、故郷の友人や家族に会えない寂しさは今でもあります。でも、新潟と沖縄、両方の場所が「私の場所」になったような感覚があって、それがとても豊かなことだと感じています。
これからも、沖縄での日々をこのブログでつづっていきます。移住を迷っている方は、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。一緒に「70代、まだまだこれから!」を楽しみましょう。


